焔羅


今思うに焔羅って人は不思議な魅力があったように思います。


途方もないことを考えては、実現な為に驀進する行動力。
1ギルド100↑の組織を目指すというのは並大抵の事ではなく、
それらに伴う負担は大変なものですが、それもやってのける。


そして人の話を聞くのが上手く、多数の声を集約し素早く判断を下す決断力。
人である以上、もちろん完璧ではないんだけれど、
皆が納得できる方向に持っていくのが非常に上手い人でした。


これなら安心してついていけるというか。


Poodは良くも悪くも個性派集団で、
ともすれば烏合の衆にもなりかねない存在だったのですが、
それが纏まっていったのも焔羅という存在があったからに他なりません。


もちろん筋金入りの廃人でもあり、
その姿も皆がついていく要因となったのは間違いありません。
やっぱりマスターの頑張りって皆見てるもんなのです。


そんな焔羅も時が経つにつれ忙しくなり、
ROにも以前のような接続を見せなくなりました。
そして同時にROに対する熱も冷めていったようです。


メッセにはいるもののROには顔を出さない状態。
忙しくてもまだやる気があるなら、
今後の方針とかの連絡くらいならできる筈ですが、
良く繋ぐ人に聞いても目撃情報自体がない状態。


そんな気持ちが伝播したのか、ギルドメンバー常連も一人抜け二人抜け…。
結成当初は違ったかもしれませんが、今は「Pood=焔羅」。
彼が手を引くことにより、Poodの歴史は幕を閉じる結果となりました。


今後焔羅がROに戻ってくるかどうかは分かりません。
今のROに魅力があるかといえば、自分も少々戸惑うところがあります。
しかし願わくばまた彼と一緒に何かをしてみたい。
そんな気持ちはあります。


まぁ取り合えず、お疲れ様でした。
直接言えなかったのが少し残念です。